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とりあえず今は、日本縦断。

日本をちゃんと見てみたい。だから見に行くことにしたんです。
スタートは夏、ゴールは冬(予定)。

   

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箱根でも・・・ブルジョワ気分。


ブダペストで出会った、日本チェスチャンピオン・コジコジ。
ちょうど彼の帰国日程と予定が合わせられたので、東京にて再会を果たしました。
でも何なの、そのポーズ?

実はコジコジと約束していたちょうどその日、東京に台風が直撃。
その日彼は、東京の真ん中でチェスイベントがあったので、間に合えば顔出すよと伝えていたのですが、結局台風がものすごいことになってしまい、その日の再会を断念。
翌日は一転、台風一過の快晴。あらためて待ち合わせです。
しかし約3カ月ぶりの再会だけど、別れて一週間ぐらいしか経ってないぐらいの感覚でした。この歳になると3カ月ぐらいじゃ「久しぶり」とはいえないぐらい、友人と会う頻度が少なくなるんですよね。

そのコジコジと合流して向かったのは、温泉で有名な箱根。
なんでもコジコジの家族、箱根に別荘を所有しているとのこと。

箱根に、別荘?
なんて贅沢な・・・!!!(゜Д゜)

ということで箱根に宿泊。
その日の夜には、箱根にあるコジコジお勧めの餃子専門店に行くことになりました。


こちらがその餃子専門店、その名も「餃子センター」。
一見、一般のお家を改装したカフェのよう。
こんなオシャレ餃子屋さん、見たことないぞー。

メニューを見ると、なるほど餃子の種類が豊富で、何を頼むか迷う程。
コジコジレコメンドを中心に、いろいろ注文してみました。
しかし車で来たので、残念ながらアルコールは自粛。
餃子なのに・・・餃子なのに・・・(´;ω;`)


スタンダードな餃子で、まずは餃子の傾向をチェック(^∀^)ウマー


鶏皮餃子。餃子の具を鶏皮で包んで揚げております。
鶏皮好きの私にはテンションの上がる一品でした(゜∀゜)ワヒャー


手羽先餃子。手羽先に餃子の具を詰めて揚げております。
これはね、肉肉してましたw 
餃子が好きです、でも肉の方がもっと好きです!な学生さんにお勧めです。


サラダやらクッパやらとともに大量の餃子を消費。
おいしかったです。できれば今度はお酒の飲める状態で来たいですねー

この夜の会話。
「あれー、そういえばコジコジと日本で一緒にご飯食べるの初めてじゃない?」
「あ、そうだね」
「ていうか、日本で会うの自体初めてだし!」
「あ、ほんとだ!」
なんでしょうこの会話。


さて翌日は、コジコジママがお昼をご馳走してくれることになりました。
別荘で贅沢させてもらってる上にご飯までいただいて、なんか申し訳ない(´・ω・`)
連れてきてくれたのは、自然薯料理のお店、「しずく亭」。
このお店は、予約しないと食べられないそうです。
・・・高そう・・・(((;゜Д゜)))ガクガクブルブル


お店は一見ただの一軒家。
それもそのはず、一軒家を改装して作ったお店だそう。
箱根では一軒家改築が流行っているのでしょうか。


自然薯づくしの始まりです。
人生で初めて「むかご」を食べました。おいしいんですねー
そしてこの左の物体。
これは自然薯をすっただけのものなのですが、すごいんです。
↓↓↓

ちょっとつかんで持ち上げると、全部ついてくる。
餅か!?餅なのか!?いいえ自然薯です(`・ω・´)キリッ

ところで残念な話ですが、私の食事の撮影の傾向として、「夢中になると写真を撮り忘れる」というのがあります。
今回もね、覚えてたのは最初と最後。
次の写真の状態に至るまでにまだ何品か出たはずなのですが、記録がありません。すんません。


ということで麦とろです。
いろいろ薬味があって楽しい(´∀`)♪


このように海苔、アサツキ、芋の茎、焼いたアジ(だったかな?)の身など、あるもの全部載せ載せして食べると、もう、ほんとおいしいの~(*´Д`*)

とろろ好きの私には、幸せすぎるご飯でした。
コジコジママ、ほんとうにご馳走様でした!!!

食べてばっかりのこの旅行、こんなんでいいのか?
食べた分は消費しなくちゃ!
というわけで、次回は箱根の観光もちょっとやりますよー


つづく。⊂二二二( ^ω^)二⊃ブーン

福島老舗旅館に謎の3人組が現れたよ!



福島県は会津若松。
会津東山温泉の老舗旅館「向瀧(むかいたき)」にやってきました。

この佇まい。この風格。
こちとら車中泊を繰り返し、友人の家では布団の有難さにため息が出るような毎日。
こんな旅行をしている我々にとっては場違いともいえるような、重厚感のあるこの旅館ですが、今回一泊することになりました。
なぜこのような老舗の贅沢旅館に泊まらせてもらうかというと、実はブダペストで知り合ったアイアンマン・中川氏が、旅行に参加したいとのことでご招待してくださったのでぃす(`・ω´・)=3
日本をまわっていると言っても、限られた予算&長期スパンの貧乏旅行。こんな機会はなかなかないので、ご厚意に甘えてやってきました。




時代を感じるレトロな橋を渡ると、そこに佇む立派なお屋敷。
旅館の前に車を止めると、わらわらと女将さんや仲居さんがお出迎えしてくれました。「お待ちしておりました~!」
対する我々はというと、生活感たっぷりの車にバックパックにボロボロの靴。手厚いお出迎えは有難いけれども、なんかすごい恥ずかしい!!(;//Д//)ヒィィ!!
しかも見た感じこの3人の関係性が謎ですよね。車の様子では長期旅行。しかし軽自動車で3人?いい旅館に泊まるには粗末な格好だし、宿泊客の年齢層より我々はだいぶ若い。
そんな怪しい3人組にも、そんな素振りを見せることもなく、笑顔全開で迎えてくれる番頭さんや女将さん。なんかすごい恥ずかしい!!(;//Д//)ヒィィ!!


というわけで、少々恐縮しながらもお部屋まで案内してもらいました。
案内中には番頭さんが、旅館の歴史や建築についていろいろ説明してくれるのです。
この旅館は、日本の文化財登録制度が始まって一番最初に登録された有形文化財なのだそう。
それがどのくらいの価値があるのか見当がつかないけれども、日本の伝統を背負っているということはわかりました。






お庭も立派な造り。池には鯉が泳ぎます。



さて、案内されたのは、最上階の「桐の間」。
部屋の細工やいろいろな細部が桐で統一されている部屋らしいです。


立派なお部屋(;´Д`)


床の間もおっきい・・・


孔雀の置物に大きな掛け軸。
和ですなぁ。


本間とは別に、入口側にはかわいらしい次の間があります。
鏡台や衣桁があり、女性の身支度に便利なのがありがたい(着物なんて着てないけどね!)。
こんな旅館泊まったの初めてやー


部屋に通されると、最初に一服のお茶とお菓子が出てきました。びっくりです。
これをいただきながら宿泊票を書くという流れ。
普通はフロントで書くじゃないですか。この心遣いに老舗旅館のクオリティを感じます。


夕ご飯の前にはもちろん温泉です。
ここの温泉は源泉かけ流し。共同風呂も貸切風呂もあり、部屋によってはお風呂付の部屋もあり。お湯は熱め、湯の花の浮かぶ濃い泉質のお湯でした(*´Д`*)イイユダナー


そして夕ご飯・・・

やー!これこそ旅館のご飯ですお!

これが見た目だけでなく、ほんっとーに美味しい!
郷土料理や地のものを使った料理。派手なものではなくても一品一品の手が込んでいて、味付けもレベル高し。
今まで、前職含めいろんなところで良いものを食べてきた自負がありますが、ここの料理は間違いないです(`・ω´・)bグッ


箸置きの鯉には爪楊枝も忍ばせてあり、遊び心にキュンとしちゃう。


宿泊した日がこんどう氏の誕生日の2日後だったということで、プレゼントとして赤べこさんストラップをいただきました。ちっちゃいけどちゃんと首動きますw






夜の向瀧は眩しすぎないライトアップが美しいです。
この日は満月。絵になる景色です。


一夜明けての朝ごはん。
朝風呂ものんびり楽しんでからの朝食は、美味しさも倍増ですよー

品数多し!そんでまた一品一品美味しいの!


くつろぐお二人。

食事のあとチェックアウトしたのですが、特別な貴賓室である離れの間を見てみたくて聞いてみたところ、見学させてもらえることに。どこまでも親切です。
ということでちょこっと離れの方へ。番頭さんが連れてきてくれ、うんちくを披露してくれました。


野口英世の書が飾られている、皇室御用達だったという部屋。
歴代総理大臣も宿泊しているらしく、小泉前首相が泊まった時のエピソードも話してくれました。いやはや。



というわけで、一晩お世話になりました。
こんなに至れり尽くせりの旅館があるのだなぁと、勉強になりました。

ところで、この旅館についてブログ等で紹介してもいいか女将さんに聞いたところ、「ありがとうございます、じゃんじゃん宣伝してくださいまし」とのお言葉をいただいたので、じゃんじゃん紹介しちゃいました。
まるで温泉巡りとか旅館巡りのブロガーが書くようなレポート記事になった気がする。
いっとくけど流行りのステマじゃないよ!本心だよ!初めての経験にテンションが上がっただけだよ!(゜∀゜)ワヒャヒャ!!


今回ご招待くださった中川氏、ほんとにありがとうございました。
さてこの次は、中川氏を東京の自宅に送り、しばらく関東で友人と再会の日々が待っています。


新潟 2 ~身近な自然は宝物。


一面に広がるコスモス。
ここはどこでしょう。


ここは新潟市、位置的にはちょうど佐渡島の真向かい辺り。
上堰潟公園という公園です。
この地を訪れたのは9月の終わり。
日差しの強い秋晴れの一日でした。

ここにゆりえ氏とこんどう氏と私の3人でやってきました。







ここのコスモスは見事でした。
秋田でもちょこっとコスモスロードなる土手を歩きましたが、うーんレベルが違う。
「見渡す限り」という表現がぴったりの、広い広いコスモス畑。圧巻でした。


ゆりえ氏も大はしゃぎ(´∀`)かわゆいのう。


さてこの公園、この季節にはちょっと変わった催しをやっています。
その名も「わらアート」。

以前青森で「田んぼアート」について紹介したけれど、同じ米でもこちらは収穫後のわらで作るアート作品なのです。
この公園にはそのわらアートなる展示があちこちにあり、遠目にも近づいても楽しい光景が広がっていました。
その中からちょっとだけ紹介。


わらと木の棒で作った飛行機。
操縦席には子供なら乗り込める作りになってます。
プロペラもまわるぜ。動力がないだけで。


その名も「わらおばけ」・・・。
ってそのままのネーミングやないか。結局なんなのか。
ちなみに中に入れます。


でーん。亀らしいです。
完成度については作品によって差がある気がする。


朝青龍ならぬ「藁青龍」。これは見事。
サイズ感が良いですね。
お、少女がなにやら企んでいる。


「二人なら勝てる!」「うーん!」

子供はかわいーわ。



こちらは、モアイですね。
でもただのモアイじゃありません。


お風呂に入ってるモアイなのだそうです。
左手前のものが足、右の三角が膝でしょうか。
なんだこの発想。


この公園、保育園の子供たちがお昼を食べに来ていたり、日陰でたくさんの人がそれぞれのんびりまったりしていました。
こういう場所って、ありそうでなかなかない。
でもこういう場所こそ、地域に必要な場所なんですよね。


さて、公園を後にし、お昼御飯には新潟のラーメン店「こまどり」へ行きました。


ウマー。


そんでもって、食後にはジェラート(♡∀♡)
近場の牧場なのですが、とっても人気な店でした。

やっぱり牧場アイスはたまりませぬ。



いい天気だったなー。


ファームを出たら、向かったのは道の駅。
ここでは地域の人たちと雑談しながら、ゆっくり足湯に入ります。


ゆりえ氏、変な顔しないのー


後ろの人、くつろぎすぎですよ。


あなたです。
気持ちはわかりますけども。


この後、足湯で勧められた良寛さんという偉いお坊さん縁の地を散策し、夕方には夕日を見るため角田岬へ。


夕日も日によって見え方が違います。
日没後すぐに暗くなってしまうこともあれば、空が真っ赤に染まったあと、ゆっくり青みを増していくこともあり。
一日として同じ日というのがないのだと教えられます。


この日は快晴だったので、水平線に沈む夕日が見られるかと期待したのだけれど、やはり水面付近に雲が。
真っ直ぐな水平線に沈む太陽を見ることってなかなか難しいのです。
利尻島で見た夕日、忘れられないなぁ。




というわけで、ゆりえ氏、パパ&ママ、大変大変お世話になりました。
新潟は自然がいっぱいで、いいところでした。
また機会があれば遊びに来ます~(´ω`)


さてさて、次に向かうのは福島です。

新潟 1 ~食は旅行の醍醐味です@ゆりえ氏邸



新潟では、ブダペスト以来の友人ゆりえ氏の実家にお邪魔させていただきました。
泊めてもらうだけで十分ありがたいのですが、ゆりえ氏だけでなくゆりえパパ&ママもすごくもてなしてくれて、連日ご馳走を用意してくれました。もう本当にありがたいやら申し訳ないやら。。。


山盛りのサラダ、枝豆、煮物、揚げ物。
しかしこれは序章に過ぎなかった・・・w



知らなかったんですが、実は新潟って枝豆消費量が日本一らしいのです。
新潟では多くの家庭が大皿にいっぱいの枝豆を食べるそう。
居酒屋でも枝豆を注文するとこれぐらいの量が出てくるらしい。
関東や関西の居酒屋ぐらいの量しか出ないと不満だとか。
やー、そういうご当地ネタはおもしろいですね。




続いてこちらは新潟の郷土料理、「のっぺ」。
味付けはシンプルに塩で。里芋、かまぼこ、鮭、貝柱、銀杏、蓮根などが入っていて、これがとってもおいしい。
初めて食べる味でしたが、自分でも作ってみたい料理のひとつです。


そしてそして、新潟といえば欠かせないのが・・・

日本酒(*´Д`*)


新潟の銘酒、越乃寒梅に久保田に・・・


八海山(*゜∀゜*)

銘酒の飲み比べ。幸せな時間でした~


ゆりえ氏のお家には家庭菜園もあり、いろんな野菜が採れるそう。
見せてもらっていちばん驚いたのは、白いゴーヤでした。


ほらすごい真っ白(゜Д゜;)
ゴーヤ特有の苦みも弱く、食べやすいのです。
緑のゴーヤも好きだけど、これにはびっくりさせられました。



この写真の意図がわからない。なぜ撮ったのか。




ゆりえ氏、パパ&ママ、美味しいご飯ほんとにありがとうございました。


しかし、食べてばっかりじゃだめですよねw
なのでちょっとばかし散策に行くとします。

つづく(´ω`)

新潟へ向かって走る。



この旅行では高速道路を使いませんでした。
有料道路はお金がかかるというのもあるけど、それ以上に、下道を走ると美しい風景に出会えることが多々あるからです。

気になる場所があれば止まって寄り道。
景色のよさそうな道があればちょっと遠回り。

今回はそうやって新潟へ向かう道中の風景から、空をフィーチャーしたものを少しご紹介です(´∀`)





フロントガラスでは彼らものんびり景色を楽しんでおります。











夕日の見られるタイミングで海岸沿いを走れることもあります。
太陽が沈む瞬間って静かで荘厳。今日も一日終わったなぁと実感する瞬間です。











さてこの先、新潟に住むゆりえ氏の家へと向かいます。


  

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