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とりあえず今は、日本縦断。

日本をちゃんと見てみたい。だから見に行くことにしたんです。
スタートは夏、ゴールは冬(予定)。

   

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オホーツク海沿岸を走る (稚内~宗谷岬~紋別~サロマ湖)



日本最北端の街、稚内。
道北、道東はロシアとの歴史が深く、見かける外国人はロシア人が多い。
道路標識で英語の下に書かれているのは、ロシア語のキリル文字。
本州では見かけない現象です。


さて、ここから知床方面へ向けて、オホーツク海沿岸を走ります。


・・・・・・。

忘れてはならない、日本最北端であるこの地、宗谷岬。
私、実のところ2回目。
前回は、もう7年半ぐらい前で、しかも2月の真冬。このあたりは一面真っ白で、流氷さえあった季節。今回は夏の岬に来られて、また違った風景を見ることができました。

走り続けて、車は紋別へ。
・・・何やら異質なモニュメントが見えてきます。


これは・・・・カニの爪・・・・ですね・・・
そして巨大・・・・

誰がなんのために作ったのか、謎です。
ただ、ものすごくリアル。
完成度の高いこのカニの爪、見れば見るほどなぜかテンションがあがります。



にゃー!


というわけでカニの爪を満喫し、ドライブ再開です。

しばらく走ってたどりついたのは、サロマ湖です。
サロマ湖といえば、小学生の時に国語の教科書に載っていた「サロマ湖の変化」というタイトルの話(?)。
小学生の時点で、この北海道にあるサロマ湖という湖が、汽水湖→塩湖→汽水湖→塩湖・・・と変化するということを学んだ人も多いと思いますが、まさか自分がそのサロマ湖に来ることになるとは思わなかったです。



いい天気!


そしてサロマ湖で有名なのは、ホタテ!
私は実はホタテが好物なのです。
展望台で会ったおばあちゃんから強く勧められ、サロマのホタテは日本一だという情報をゲットし、わくわくとこの地にやってきました♪



というわけで、このサロマ湖の近くにある水産物直売所にて、ホタテをいただきました。



これは焼いたものでとってもおいしかったのですが、ホタテの刺し身は今までたべたホタテの中で間違いなく一番おいしいホタテでした(*´Д`*)ホタテウマー



すごいのはこの値段!
一枚70円で活ホタテが購入できるのです。
なんという値段。


つぶ貝も一個60円と激安。
やっぱ地の物は安く新鮮で良いですね(`・ω´・)bキリッ


ということで日本一のホタテを満喫しまして、次の目的地へと向かいます。
日本は食の宝庫だな~ヽ(´ー`)ノ






利尻島 3 ~島生活を覗き見。



利尻島では4日間の滞在。
友人が住んでいたからこその長居で、その間いろいろな体験をさせていただきました。

利尻に来て最初に驚いたのは、かもめがたくさんいること。
海沿いならどこにでもいるのかもしれませんが、利尻のかもめは街中の鳩のようにどこにでも姿を現します。



これは駐車場にたまるかもめ。


駐車場に臨時で出るパン屋さんのテントに群がるかもめ。
パンを買う観光客がパンをちぎってやってしまうため、餌付けされてしまったようです。


だけどやっぱりかもめは港にいるもの。
中にはかもめらしく水辺にいてくれる奴もいるのです。が・・・。


ちかー!
人を怖がらなさすぎ。


・・・・・・。


さて、滞在中にはちょうど島でお祭りも開催されておりました。
せっかくのタイミングなので、友人タカさんに連れて行ってもらいました。


さすが島の祭り。
露店で売っているのは貝だのイカだの。
うめー。




人生初の射的だよー


そしてそして、
利尻といえば・・・

これですよ!!


うーにー!


ハサミだのナイフだので解体してゆくのです・・・


じゃーん

うにって、動くんですよね。
生まれて初めて、その事実を知り、それを目の当たりにしました。
そして開けたてのうには、店で食べるのとは別物のおいしさでした。

しかし、島で生活している人たちは口をそろえて、
「うにうにって観光客の人は言うけど、島民はうにそんなに食べないからね」
というのです。
うにの存在が身近すぎて、今さらテンションが上がらないと。
まして買ってなんて絶対食べないし、第一、店で食べるうには鮮度が落ちているので、解体したてのうにを食べる自分たちにとってはおいしく感じられないのだとか。
なんとまぁ、うらやましい話です。


その日の夜は、みなさんできあがっちゃってまして、
タカさんのテンションも変でした。


「音楽は眼で聴く!」
※注:上に載せているのはipodのスピーカーです




というわけでタカさん、4日間お世話になりました。




名残を惜しみながら、フェリーにて稚内へ帰ります。



礼文島 ~利尻からの日帰りエクスカーション。


朝の海!真っ青!水平線!

というわけで利尻島に滞在している間に、隣りの島・礼文島へ日帰り出張しました。

礼文島は美しく咲き誇る花々が有名な島。
利尻島から礼文島へはフェリーで40分。
簡単に行くことができます。




行くで礼文島!


さっそく、礼文島のゆるキャラ「あつもん」が歓迎してくれました。
さて、このフェリー乗り場からバスで10分、知床というバス停から散策開始です。


昆布を干しています。
このあたりでは、有名な利尻昆布がたくさん採れるので、利尻でも礼文でも、あちこちで昆布を干している光景を見ることができます。


灯台へ続くじゃり道をひたすら登っていくと、素晴らしい景色が続きます。




海、緑、花々と、どこをとっても絵になります。




丘の上からは、海の向こうに滞在中の利尻島の山、利尻山がよく見えます。


わっほーい


・・・・・・。


地元では見たことのない花々もいろいろ見つけました。
利尻・礼文を含め、道北の方は高山植物生息地域で、ここでしか見られない花もたくさんあります。


花は小ぶりのものが目につきました。
季節によっていろいろな花が咲くようです。






これが、あの猛毒の花、トリカブトだそうです(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル


今回いちばん変だと思った植物。
ナメック星に生えていそうなので、ナメック草と呼んでいました。

島のいたるところに生えているこの植物、
調べてみたところエゾノシシウドという名前らしいのですが、
我々の中では今でもこれはナメック草です。









ではハイキングを続けます。


どこまでも続く山道。
だけど空気もおいしくて景色も感動的で、全然疲れないのです。
アドレナリン出っぱなしだったんでしょうね。。。




ナメック草は元気に生えています。




このコースの最後の見所・桃岩展望台にて、お昼ごはん。
丘の上で緑に囲まれ、心地よい風、いい天気。
幸せいっぱいの瞬間です(*´Д`*)


うめー


ハラヘッタ!!!


ここからゆっくり街まで降りて、フェリー乗り場へ。
このハイキングコースはトータルで3時間半ぐらい。
けっこうずっと歩きっぱなしだったのですが、道も乾燥していてぬかるみもなく、景色や空気にも癒されて、歩いていても全然疲れずに最後まで楽しく歩けました。



最後はあつもんにお別れを告げて、礼文島をあとにしました。
バイバイあつもん。

( ●ω● ) ←あつもん
ところであつもんって名前の由来なに?


みなさん礼文島超楽しいよ!!(゜∀゜)

利尻島 2 ~利尻山と空、海、太陽。



利尻島へ渡ってから、この季節にはめずらしいという夏のような気候と快晴に恵まれました。

昼間の利尻山はこのような立派な姿で迎えてくれたのですが、利尻島の素晴らしい景色は朝と夕方に本領を発揮してくれました。



到着したその日の夕方、利尻山の後ろは真っ赤な空でした。





翌日の夕方、海に沈む夕日。
くっきりと見える、見渡す限り真っ直ぐな水平線。
写真じゃなく本物を見られる時が来るなんて。




夕日に見とれながらも、我に返って後ろを振り返ると、そこには真っ赤に染まった利尻山が。

街の景色も赤く染まり、ノスタルジーに酔いながら、再び海を見ると、左手にある分厚い雲が奇跡を起こしていました。



海の色が、雲を境に真っ二つに分かれています。
どういう原理なんだろう。


そして雲と雲の下に広がる海は、時間を追うごとに赤みを増していく。
そして日が落ちるにしたがって青みを帯びていく。
幻想的です。








日が沈みきっても、水平線には夕日の名残がいつまでも残っています。
このグラデーションはいつ見てもため息が出る。






一日はさんで、翌々日は朝太陽が昇る前に家を出て、釣りに出かけました。
その途中に出会った、今度は利尻山の尾根からこぼれてくる朝日の前兆。


空がだんだん金色に染まっていきます。








これは朝日を見なければ!と大急ぎで島の反対側へ車を走らせます。


海岸線に着くと太陽は半分出ていました。


夕日とは違う、赤みではなく黄金。
これから一日が始まるぞ、という太陽のパワーを全身で感じて、胸がわーっと熱くなります。


景色を見て、胸が震えるほどの感動を覚えるなんて、ないと思っていました。
この歳でこんな素晴らしいものを見てしまって、一生分の贅沢を今やってしまっていいのか?と不安になるほどに幸せな時間。

こういう気持ち、忘れないようにしないとなぁ。

利尻島 1 ~とりあえず散策。

            

稚内からフェリーで1時間40分。
うにと利尻富士で有名な利尻島へやってきました。
利尻島には相方の友人、タカさんが住んでいます。
4日間お世話になります。

島の外周は約65キロ。
寄り道せずに走れば一時間ちょっとで一周できてしまうくらいの大きさです。
フェリーは稚内から一日に3本ぐらい。
空港はあるものの、交通の便がいいとは言い難い立地です。

でも、だからこそ残っているものがたくさんある。
良くも悪くも変わらずに在るものがたくさんあるのです。

この島の中央にあるのは大きな山、利尻山。
本土から見るとこの島は、まるで海の中に浮かぶ富士山のよう。
山の名前は利尻山ですが、地元の人たちには利尻富士と呼ばれています。

この島の風景の美しさは、海はもちろん、なによりも利尻の山に支えられています。
私たちが滞在した4日間のあいだに、この山は時間帯や天気によって様々な表情を見せてくれました。





島にはたくさんのカモメがいて、人をあまり怖がりません。






かえるさん・・・。


道北に来てから感じていたこと。
観光地やお土産屋さんがレトロなのです。
よくわからない歌謡曲や演歌を大音量で流しているため、古めかしい懐かしい雰囲気を醸し出しています。
昭和から時間が止まってしまっているかのよう。


かわいいシマリス?の人形がベンチに腰掛けていました。


・・・・・・。


想い出橋。


水面に映る利尻山。
これは午後ですが、早朝にこの池へくれば、水面が鏡のように利尻山を映すらしいです。見てみたかったなぁ。



利尻山のトレッキングは素晴らしいと勧められたのですが、7時間の道のりに体力がついていく自信がなく、利尻山の横にあるポン山という小さい山(丘?)に登ることに。
こちらは片道30分。



ポン山にはふもとに甘露泉水という湧き水があり、飲んでみると確かに、甘みのある水でした。これを水筒に詰めて登り始めました。


30分とはいえ、登山道は結構きつい傾斜で、足場も少しゆるい感じ。
登り切ったときには汗をかいていました。
だけど上からの景色は最高!






ちょっとお兄さん、テンションあがりすぎですよ。


じゃーん!





利尻島、とりあえずの散策第一段階終了。
ちょっとまわるだけで、自然に恵まれた美しい島だということがわかり、夢心地で友人宅へ戻りました。
  

現在地

今は、大阪府高槻市、実家に帰ってきました。
場所はおおよそです。 また、更新状況により実際の位置と異なる場合があります。

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