とりあえず今は、日本縦断。
日本をちゃんと見てみたい。だから見に行くことにしたんです。
スタートは夏、ゴールは冬(予定)。
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青森ダイジェスト。
青森は本州最北端の大間崎。
この岬にて車中泊したため、9月14日午前5時20分頃、朝日を見ることができました。
寝巻ですいません。
朝日をバックにかっこいいですね
大間はまぐろが有名なのだそう。
一本釣りのモニュメントが気合いが入っていて面白かったです。
このまぐろを釣る拳が気合い入ってるんですよね。
ちょっとやそっとの男じゃぶっ飛ばされそうな逞しさです。
ちょっとやそっとの男↑
翌日向かったのは、八戸。
あのあまりにも有名な演歌、津軽海峡冬景色の二番に出てくる「竜飛崎」へ。
前にちょっと書いたような気もしますが、ここでは津軽海峡冬景色の歌詞が彫りこんであるモニュメントに、何やら押したくなる大きなボタンがついており、それを誘惑に駆られて押してしまうと、大音量で津軽海峡冬景色の二番~最後のサビが流れる仕組みになっているのです。
一グループ通っては流れ、また流れ・・・。
みんなボタンを見ると押したくなるのですよ。
私もその一人です。
この日はこの竜飛崎にある道の駅で車中泊したのですが、夜中まで石川さゆりさん働いてました。お疲れ様です。
なんかこういう写真、撮ってどうなるもんでもないのに、たまに撮ってしまう。
何か得体の知れない大きな流れに屈した気分になって悔しくなる。私だけでしょうか。
さて翌日、向かったのは「田舎館村」という小さな村。
ここには「田んぼアート」なるものがあるという情報が入り、とりあえず行ってみることに。
そもそも田んぼアートって何だろう?
広い田んぼに絵を描くということらしいのですが、刈り方とかなの?
いえいえ違うのです。
植え方なのだそうです。
遊園地の花壇とかで、花を植えて作っている花時計とかが近いのかな。
ただ決定的に違うのは、田んぼアートは田植えからのスタートなので、苗が成長するにつれて絵が出来上がっていくというものなのです。
そして緑に色づく夏から実りの秋へと、絵の色も季節に合わせて変わっていく、息の長い絵画なのです。
毎年絵柄が変わります。
今年はまず七福神。
それから七福神を乗せた龍。
そして、なぜだろう。マジンガーゼット。
子供たちの心をつかむためか、それとも大人たちの「一回やってみたかった」シリーズなのか。端の方で小さく描かれているのがまたシュール。
そして悲母観音と、
不動明王とのことです。
我々が行った頃はちょうど稲刈りの時期。
収穫を待たれる稲穂の色も田んぼらしくて良いのですが、写真で見た夏の鮮やかな緑の頃のものは、さらに色のコントラストが鮮明なようなので、一度見てみたいなぁと思ったのでした。
ところ変わって、十二湖という湖群。
青森もまた神秘の自然を有していることを知りました。
この十二湖、十二の池が集まっているのですが、その中に「青池」という、まるで青インクを流し込んだような深い青色をした池があります。
北海道の神の子池やオンネトーでも青い湖、池を見て感動しましたが、こちらはまた違って深い深い濃紺。
水面に浮かぶ枯葉が日光を反射して、はじめは青く見えなかったのですが、上の方から見るととても青く美しい水。
日の光が木々の間から差し込んで、池の中に色を映します。
本当に不思議な、自然の色。
秋には紅葉とのコントラストも美しく、冬には雪に囲まれる。
季節の移り変わりによって表情を変える池。秋の写真を見ましたが、それも実際に見てみたいと思わせる美しさでした。
季節は夏の終わり、森の中の緑はまだまだ強い日差しに支えられて青々と茂っていました。
台風が接近している頃で、この9月は全国的に異常と言えるほどの猛暑日の続く残暑。
街中は日差しの強さにまいってしまいましたが、自然に囲まれたこのあたりは気持ちの良い空気で溢れていました。
日本にはまだまだ、素晴らしい自然がたくさんあるのだと実感した時間でした。
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